【コスパ◎】シニア犬のための手作りオムツ、みんなの作り方をご紹介します!

愛犬が高齢になって毎日のようにオムツを着用するようになると、どうしてもオムツ代がかさんでしまいますよね。中には少しでもコストを抑えるために、犬用オムツよりも単価の安い人間の赤ちゃん用オムツをリメイクしている飼い主さんもいます。そこで今回は、みんなが作っているコスパのいいリメイクオムツについて調査しました!

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人間用のオムツと犬用オムツの違いについて

おむつの老犬

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足回りのサイズの違い

人間用のオムツも犬用のオムツも、そんなに大きな違いはありません。ただし、犬用オムツと比べると人間用オムツは、足回りが少しきつい傾向にあります。人間用オムツをリメイクするときは、胴回りだけでなく足回りのサイズもきちんと測ってから買うようにしましょう。

単価の違い

オムツを使うときに注意したいのがオムツかぶれです。オムツかぶれを防ぐためには、おしっこをする度にこまめにオムツを変えて、清潔な状態を保ってあげる必要があります。オムツ1枚あたりそんなに大きな金額でなくても、1日に何枚も使うとなるとかなりの出費になりますよね。

オムツの種類によって金額は異なりますが、犬用オムツがだいたい1枚あたり100円程度であるのに対して、人間用オムツは1枚あたり40円程度。リメイクする手間はかかるものの、人間用オムツは非常にリーズナブルなのです。

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男の子のための手作りオムツの作り方

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ここからは、実際にオムツをリメイクされている飼い主さんのリメイク案をご紹介します。男の子と女の子、目的によって最適なオムツは異なるので、以下を参考にしながら愛犬にぴったりなオムツを作ってあげてください◎

目的に応じてオムツを選ぼう

犬用オムツには女の子用と男の子用があります。おしっこだけをキャッチしたい場合は、男の子用のオムツ(マナーベルトタイプ)がおすすめです。ここでは、人間用のオムツをリメイクして、男の子用のオムツを作る方法をご紹介します。

尚、うんちも一緒にオムツの中でキャッチするために、女の子用のオムツを使っている方もいると思います。そちらのリメイク方法については、「女の子のための手作りオムツの作り方」を参考にしてください。

男の子のためのオムツリメイク方法

人間用オムツには、お腹周りをテープでとめる「テープタイプ」とそのままサッと履かせられる「パンツタイプ」の二種類がありますが、男の子用のオムツを作りたいときは、「パンツタイプ」を選びます。作り方はとっても簡単!パンツタイプの横側を切るだけで完成です◎こちらの飼い主さんが詳しいやり方を投稿してくださっているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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女の子のための手作りオムツの作り方

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オムツの選び方

女の子用のオムツをリメイクする場合、テープタイプとパンツタイプのどちらを選んでも大丈夫です。それぞれにメリットがあるので、愛犬の状態に合わせて選んであげるとよいでしょう◎

パンツタイプはウエストの調節をする必要がなく、動いてもずれにくいのが特徴です。後ろ足を通すだけで履かせることができるので、元気に動き回る子におすすめです。

一方、テープタイプはオムツ自体を広げることができるので、寝たきりの子でもオムツ交換しやすいと思います。

女の子のためのオムツリメイク方法

女の子用のオムツをリメイクする場合、テープタイプもパンツタイプも、しっぽ用の穴を開ければ完成です。ただし、切った場所からポリマーが出てきてしまったり、切り口がチクチクして肌触りが気になったりするときは、切った場所を柔らかいサージカルテープなどでとめるとよいでしょう。

 

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また、しっぽ用の穴の形ですが、市販の犬用オムツは上半分が丸くなっている半円の形が一般的です。自分で切れ込みを入れる場合は、愛犬のしっぽの形やカットの手間などを考慮して、四角形、半円形、三角形など、最適な形を見つけてください。

手作りオムツのよくあるお悩みについて

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うんちはどうする?

トイレが上手にできなくなったとき、うんちをオムツの外に出す派と、中でキャッチする派に分かれると思います。オムツの外に出すようにすると体は汚れにくいですが、落ちたうんちを愛犬が踏んでしまったり、後ろ足が弱っていると体勢を維持できなくてうんちの上に尻もちをついてしまったりすることがあります。一方、オムツの中でキャッチするようにすると、お部屋は汚れにくくなりますが体に付着して汚れやすくなります。トイレの失敗の仕方やうんちの状態などを考えて、お互いにとって負担の少ない方法を見つけられるといいですね。

うんちキャッチ用オムツの作り方

うんちをオムツでキャッチしたいときは、しっぽ用の穴の形を縦一文字(I字型)もしくは、山型に切る方法があります。

■I字型に切る方法

愛犬の尻尾の大きさに合わせて縦に鋏を入れます。山型に比べてリメイクが楽ですが、しっぽが締め付けられるときは山型の方がおすすめです。

■山型に切る方法

三角形の底辺を残して写真のように山型にカットします。切り出した三角形の部分がうんちをキャッチしてくれるでしょう。

手作りオムツ

尚、体を汚すことなくうんちをキャッチできる画期的なアイテムもあります。その名も「うんぽパンツ」。単価はやや高めなので、夜寝ている時だけ、お腹が緩い時だけなど、限定して使うといいかもしれませんね◎

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おしっこの量が多い場合はどうする?

シニア犬になるとホルモン疾患や腎臓病などが原因でおしっこの量が増えることがあります。オムツの吸水力では追いつかず、尿が漏れてしまうようなときは、マナーパッドを併用するといいでしょう。

 

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最後に

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愛犬が高齢になると何かとお金がかかるようになります。犬用オムツより安価な人間用オムツをリメイクすることで、コストを抑えることができるので、少しでも出費を抑えたい方はぜひ試してみてください。愛犬の状況に応じて色々と試行錯誤することで、市販のオムツ以上にぴったりフィットする素敵なオムツを作ることができるでしょう。